カタカナ=英語 という理論は成り立たない という証拠

おばんです.

日本の皆さんの英語力を応援する
英会話講師のJeanです.

今夜のあなたへの英語レッスンは, こちら.

実は英語じゃない単語. 英語でなんという?

トランク1 コンセント

トランク2 ドライヤー

トランク3 ホッチキス

トランク4 ノートパソコン

トランク5 カチューシャ

トランク1 コンセント
りらっくま的なくま   electric outlet (電気が出てくるところ)

トランク2 ドライヤー
りらっくま的なくま   hair dryer  ( dryer だけだと, 乾燥機になってしまう.)

トランク3 ホッチキス
りらっくま的なくま   stapler (Mr. ホッチキスが発明したらしい.)

トランク4 ノートパソコン
りらっくま的なくま   laptop computer (lap は, 膝の上の部分で, そこに乗せて使うパソコンだから.)

トランク5 カチューシャ
りらっくま的なくま  headband

なんで, カチューシャ? と思って調べてみたら, こんな理由…

?女優、松井須磨子が舞台「復活」で「カチューシャ」を演じた時していた髪飾りが、そのまま役名と同じ「カチューシャ」と呼ばれて大流行しました。

ね, カタカナの言葉って, こんだけ適当に使われてるということを, 思い知らされましたね…

AKB48の カチューシャ~ はずしな~がらぁ~   が流行ってから, 日本でこの単語が定着したように思いますが.

英語では決して通じません.膝を抱えて落ち込む
カタカナ=英語 と思ったら, キケンです.膝を抱えて落ち込む

はいはい, さてさて.

今日の良かったことは, なんと言っても休みだったことで.
溜まっていたやらなくちゃいけないことが, 大分進んだことが嬉しく.

午前中は, 翻訳業務やらの事務作業.

午後からは, パソコン屋さんで, 教室で検討しているデジタル黒板の値段をチェックしたり.
携帯屋さんに行って, 契約時に勝手に入れられていた有料アプリを削除してもらったり.
スーパーに行って, ちょっと素敵な朝食を作れるようになったり.
スニーカー屋さんに行って, チアの練習の時にさっと履けるスニーカーを物色したり.
大学に行って, 講義を受けたり.

早くに帰れて, 夜はこの前生徒ちゃんにおみやげでもらった, おいしい鍋の素で野菜をいっぱい食べたり.

いい休日だった.

そういえば, 先週, 大学の研究室で一年後輩の, ベトナム人のツン君の送別会があった.
修士課程を卒業し, 帰国するため.

思い返せば, 2年間同じ研究室にいたけど, 彼は, 私以上につらそうな研究生活を送っていた.

なんと言っても日本語が全くできなかったので, 講義を始め, すべてのことが日本語で行われる, うちの大学の修士課程のすべてのことが, 彼にはちんぷんかんぷんだった.

そのため, 講義では, いつも寝ていた.

また, 頼みのつなの英語も, あまり上手でなかった.
話したり, プレゼンをしたりするのは, まだできたけれど, リスニング力が弱く, こちらが話すことをわかっていないことがよくあった.

「彼は, 英語がわかってるいるふりをしてるが, あんまりわかってないぞ.」
と, よく言われていたし, 私もそうよく感じていた.

結果, まわりからの評価がとても低かった.

先週, 明日帰国するというツン君を囲んで, 研究室の送別会.
その後, 少し仲の良かったメンバーで2次会.

そのときに, 初めてと言っていいくらい, ツン君とプライベートな話をした.
それまでは, 研究のことくらいしか, 話したことがなかった.

ツン君「日本はいいよね. 英語の勉強がとてもやりやすい.
ネイティブの先生もいるし, 正しい発音も学べる.

ベトナムでは, いい先生がいないんだよ.
ベトナム人の英語の先生は質が良くないし, ネイティブの先生もいない.
だから, 僕は you tube で, 独学で英語を勉強したんだ.」

知らなかった.
そんなことは知らなかった.

ツン君が, vegetable を, 「ベゲタボー」と発音しているのを聞いて,

「発音が違いすぎて, 聞き取れないよ!」

と, 強く言ってしまった.

彼は国費留学をしている, 彼の出身の村で初めて海外留学を許された,
ベトナムではエリートだった.
獣医の資格があり, そしてビジネスのdegreeももっているらしい.

良くも悪くも, プライドが高く,

先生を始め, 他の人が「こうしたほうがいいよ」ということを, あまり聞き入れないところがあった.
そこがまた, 彼の孤独感を高めた.

担当の先生とうまくいかず, 1人で黙々と研究を進めてきたが, 発表のときは散々で

「こんなのは研究と呼べない.」

と, 教授に叱られていた.

そんな2年間だった.

帰国の前日, 彼はとっても晴れ晴れとした顔をしており,

「ベトナムに帰ったら, 大学の講師をやるんだ. 息子たちもまだ小さくて 妻もまだ働けないから, 僕がサポートしなくちゃいけない.
半年後, また奨学金がもらえたら, 博士課程を卒業するために, オーストラリアの大学に行きたいと思ってる.

ベトナムで恵まれない子たちのボランティア活動も再開する. 帰ったら, いろいろと忙しくなるよ.」

叱られてばかりで, 寝てばかりで, 痩せっぽちのツン君が, なんだかかっこよく見えた.

「ベトナムにぜひ遊びにおいでよ. ベトナムでは, 日本みたいにあくせく働くことはないから, 日本から友人が遊びに来るとボスに言ば, 3日くらいすぐ休みが取れるから, 案内するよ.」

研究室に行くたび,

「Jeanサン, how are you?」

と, いつも声をかけてくれたツン君.
あんまり役に立てなくて, ごめんね.
もっと, いろいろと相談にのってあげれば良かった.

一緒に 脳科学 の講義を受けていたメンバー.
ツン君, 右前.

思い返すと, ツン君, 授業中, 本当によく寝ていたなぁ.
日本語, ちょっとは頑張ればよかったのに..

でも, 2年間, どんなにがんばっても, 脳科学 の講義を理解できるようにはならないな.
日本語ネイティブの私でも, 「……ん??」だったから.

と思うと, 彼の判断は正しかったな.
やっぱり, ベトナムのエリートだね.

ツン君の後に, ベトナムからくるのは, うちの研究室の博士課程に入る, チュン君.
紛らわしいわ.

10年ほど前, ベトナムに行った時は, 聾学校に行ったな.

ベトナム人は, フレンドリーで, 人懐こかった.

そんなことを思いつつ,

うん, ベトナム行く.
すぐに行く.

と, 心に誓った夜.

おやすみなさい…

Jean
英会話のJEC
https://jeansenglishclass.com/index.html

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